# Stable Diffusionに規制はある？ライセンスと利用規定を公式で確認

「Stable Diffusionは規制なし」は本当か、SD 1.5、SDXL、SD 3.5の公式モデルカードとStability AIの利用規定で確かめました。ローカル実行で残る決まり、禁止事項、商用利用の売上条件を整理します。

<Points>

- ローカルで動かせば運営側の審査は通らないが、「規制なし」ではない。モデルの条件と法律は残る
- Stability AIの利用規定は自分のPCでの実行にも適用され、性的に露骨な内容や安全対策の意図的な回避を禁止している
- 条件はモデルごとに違う。SD 3.5は年間売上100万ドル以上の組織に別のライセンスを求めている

</Points>

## Stable Diffusionの規制を先に結論から

Stable Diffusionは手元のPCで動かせるため、クラウドのサービスのように運営側の審査を毎回通るつくりではありません。そのため「規制なし」と紹介されることがあります。

ただし、確かめられるのは「審査の仕組みが違う」ことまでです。守る決まりがなくなるわけではありません。

この記事は2026年11月2日に公式のモデルカードと利用規定を読んでまとめたものです。実際にモデルを動かして試した結果ではなく、法的な助言でもありません。

<Compare>
<Column title="ローカル実行で変わること" tone="accent">

- 入力と生成の処理が手元のPCで完結する
- サービス運営者の審査を毎回は通らない

</Column>
<Column title="ローカル実行でも残ること">

- モデルのライセンスと利用規定
- 著作権、肖像権、そのほかの法律
- 生成した画像を公開する先の規約

</Column>
</Compare>

## Stability AIの利用規定で禁止されていること

[Stability AIの利用規定](https://stability.ai/use-policy)は、確認時点で2026年9月30日発効です。非商用、研究、商用を問わず同社の技術のすべての利用に適用され、コードや重みを自分で動かす場合も対象だと明記しています。

<Figure title="利用規定で確認した主な禁止事項" caption="2026年11月2日時点。全文ではなく、検索されやすい項目を抜き出しました。" source="Stability AI 利用規定">

| 項目 | 書かれている内容 |
|---|---|
| 性的な内容 | 性的に露骨な内容を禁止。同意のない親密な画像や違法なポルノも含む |
| 児童の保護 | 児童の性的虐待の内容を禁止し、当局へ通報すると明記 |
| なりすまし | 同意や法的な権利のない、他者へのなりすましを禁止 |
| 安全対策の回避 | 製品に設けられた安全対策や制限を意図的に回避することを禁止 |

</Figure>

<Note tone="caution">

この記事では、安全機能を外す方法は扱いません。違法な内容や、実在の人物を本人の許可なく性的に描く画像は、どのツールでも作らないでください。

</Note>

## モデルごとの条件の違い

「Stable Diffusion」は1つのモデルの名前ではありません。使うモデルによってライセンスが変わるので、版ごとに確かめる必要があります。

<Figure title="公式のモデルカードで確認した内容" caption="2026年11月2日時点。代表的な3つのモデルを比較しました。" source="Hugging Face上の各モデルカード">

| モデル | ライセンス | 確認できた主な条件 |
|---|---|---|
| [SD 1.5](https://huggingface.co/stable-diffusion-v1-5/stable-diffusion-v1-5) | CreativeML OpenRAIL-M | 同意のない性的な内容、なりすまし、偽情報などを悪用の例に挙げる |
| [SDXL 1.0](https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-xl-base-1.0) | CreativeML Open RAIL++-M | 事実や実在の人物を正確に表す用途は対象外 |
| [SD 3.5 Large](https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-3.5-large) | Stability Community License | すべての利用が利用規定に従う必要がある |

</Figure>

SD 1.5のモデルカードは、Diffusersで使う場合の仕組みとしてSafety Checkerを説明しています。生成後の画像を、不適切な概念のリストと照らし合わせるものです。つまり、モデルの配布元も出力の確認を想定しています。

配布サイトには、これらをもとに第三者が作った派生モデルもあります。「規制なし」と書かれていても、そのモデルの条件を読むまでは判断できません。

## 仕事で使うなら売上の条件も確かめる

規制と別に、商用利用の条件も確かめておきます。[Stability AIのライセンスページ](https://stability.ai/license)では、Community Licenseの対象モデルについて、次のように案内しています。

<Steps>
<Step title="年間売上を確かめる">

年間売上が100万ドル未満の個人や組織は、商用利用も無料の範囲です。売上の出所は問いません。

</Step>
<Step title="100万ドル以上ならEnterprise Licenseへ">

年間売上が100万ドル以上の組織はEnterprise Licenseが必要です。価格は個別見積もりです。

</Step>
<Step title="使うモデルが対象か確かめる">

Community Licenseの対象は、公式のモデル一覧で確かめます。SD 1.5とSDXLは上の表のとおり別のライセンスです。

</Step>
</Steps>

著作権の考え方は[AI画像生成の著作権で知っておきたい基本と注意点](/ai-image-copyright/)にまとめています。

## 「規制なし」の代わりに確かめること

探している条件が「断られにくさ」ではなく、仕事で安心して使えることなら、次の順に確かめるのが確実です。

<Flow
  title="導入前に確かめる順番"
  steps={[
    { label: "使うモデルを決める", note: "派生モデルなら配布元も", by: "human" },
    { label: "ライセンスを読む", note: "商用利用と売上の条件", by: "human" },
    { label: "利用規定を読む", note: "禁止事項と適用範囲", by: "human" },
    { label: "公開先の規約を読む", note: "SNSや販売サイトの決まり", by: "human" },
  ]}
/>

始め方は[Stable DiffusionでAI画像生成する方法](/ai-image-stable-diffusion/)、ほかのサービスも含めた比較は[画像生成AIの「規制なし」の解説](/ai-image-generation-uncensored/)を参考にしてください。

## よくある質問

### Q. Stable Diffusionは規制なしで使えますか？

いいえ。ローカルで動かせば運営側の審査は通りませんが、モデルの条件と法律は残ります。Stability AIの利用規定は、自分で動かす場合も対象だと明記しています。

### Q. ローカルなら何を作ってもばれないのではないですか？

ばれるかどうかと、許されるかどうかは別の問題です。違法な内容や他人の権利を侵害する画像は、手元のPCで作っても問題が残ります。

### Q. 安全機能を外す方法は載っていますか？

この記事では扱いません。Stability AIの利用規定は、製品の安全対策を意図的に回避することを禁止しています。

### Q. 商用利用はできますか？

モデルによります。SD 3.5はCommunity Licenseのもとで、年間売上100万ドル未満なら無料で商用利用できると案内されています。それ以外のモデルは、それぞれのライセンスを確かめてください。
